カメ(亀)は昔から人気のペットの一つですよね。とても飼いやすいペットの一つです。
カメ(亀)を飼うときの費用が大きく分けて4つです。
初期費用、毎年、毎月、そして臨時にかかる費用です。
カメ(亀)を飼うときにかかる初期費用は?
カメ(亀)の生体費用
カメと一口に言っても種類は様々です。クサガメ、ミドリガメ(アカミミガメ)、リクガメなど…
安いカメであれば、500円ほどでも手に入れることができますが、珍しいカメになればなるほど値段も跳ね上がります。1万円以上するカメも存在します。
ケージ(水槽)
ケージは水槽が一般的です。大きくなるカメの場合、小さい水槽では身動きができなくなりますので、大きな水槽を選びます。
また、ただ幅広なだけでは、水槽から出てしまう(脱走してしまう)可能性もありますので、ある程度の深さも必要です。
クサガメやミドリガメでも生体は30cmに到達することもありますので、最初から90cm程度の水槽を飼うのがベターです。ただし、値段が跳ね上がるので、最初は小さい水槽から始める方も多いようです。
他にも衣装ケースで代用される方もいらっしゃいます。
また、外で飼う場合にはトロ舟(プラ舟)を使われる方もいらっしゃいます。水槽よりは安いですが、外敵に狙われたり、脱走の可能性もあります。
最初は「飼育セット」のように、カメの水槽も石もセットになっているものを選んでもいいかもしれませんね。
陸地(石)
水槽の中には陸になるような大きめの平な石も入れておきます。ここで甲羅を乾かしたり、日向ぼっこをします。
紫外線ライト
カメを室内飼いする場合、紫外線が必要です。紫外線がないとビタミンDを作り出せず、甲羅や体の成長を阻害します。
紫外線ライトは2,000~3,000円程度になります。
バスキングライト
同じくカメを室内飼いする場合、熱と光が必要になります。カメは変温動物なので、自分で熱を作り出すことができないのです。
バスキングライトの値段は1,000~2,000円程度となります。
ヒーター
カメによっては日本の気候では寒すぎるという子もいます。その場合にはヒーターが必要になります。
ヒーターの値段は2,000円程度です。
水(要カルキ抜き)
水槽には水を入れるのですが、カルキを抜いた水が必要です。
水は日光に当てることでカルキ抜きもできますが、時間がかかるので、カメ専用のカルキ抜きがあると便利です。
トイレ
カメにトイレを覚えさせることはとても難しいと言われています。特に大きなカメを飼うとなると、トイレを覚えてくれなくて飼い主がストレスを感じることもあるようですが、基本的にカメはトイレを覚えない生き物なので、理解してから飼育しましょう。
餌入れ・水入れ
カメの場合、餌入れや水入れを別途用意しなくても飼育は可能ですが、水が汚れるのが心配という方はお皿を用意しているようです。
避妊手術・去勢手術
カメは猫や犬のように、避妊手術や去勢手術はメジャーではありません。取り扱っている動物病院もほぼないでしょう。
カメ(亀)を飼うときに毎年かかる費用
ワクチン・予防接種
カメはワクチン接種は不要です。
ペット保険
カメが入れるペット保険もあります(プリズムコールなど)。年払いで15,000~30,000円程度となっていますので、やや割高かもしれませんね。
不安な方は加入を検討してもいいのではないでしょうか。
カメ(亀)を飼うときに毎月かかる費用
エサ代以外にライトの電気代、水を変える際の水道代がかかります。
エサ代
大きい亀(リクガメなど)の場合、野菜を食べますので、1,000~2,000円ほどかかります。
一般的な亀の場合、メインは市販の亀の餌になります。量にもよりますが1,000円弱で売られていますので、それほど高いものではありません。
カメ(亀)を飼うときに臨時にかかる費用
亀が病気になってしまったり、ケガを負ってしまった場合には治療費がかかります。費用は動物病院によって、治療内容によって変わります。1回の診療で1万円以上かかることもあります。
また、犬や猫等の哺乳類を診てくれる動物病院は多いですが、亀を診てくれる病院は限られてきます。予め調べておきましょう。
その他
カメを飼育する際にはほとんど上記のもので足りますが、種類によっては他にも買い足しておいた方がいいペットグッズもあります。随時更新していきます。